こんにちは、食と腸と健康を考える会ブログです。
このブログでは、食と腸を変えることで、健康的に過ごすことを目的とした健康情報を発信しています。
今回は、料理研究家 関口絢子先生のyoutub動画で紹介されています「【らっきょう後編】健康野菜!栄養豊富な浅漬けを簡単なお料理にアレンジ【食べ過ぎ注意の絶品レシピ】を文章にしています。
前編でもふれましたが、らっきょうには、驚くべき様々な栄養が含まれています。これから旬の季節になってスーパーにも並び始めますよね。今回は、らっきょうを使ったアレンジレシピです。限られた期間しか出回ることのないらっきょうですので、にんにくや玉ねぎを使う感覚で、ぜひ、楽しんでみてください。新しい発見があるはずです。
では、はじめます。
はじめに
前回から続いて第2回で終了するらっきょうのススメです。
前回は、らっきょうの素晴らしい栄養についてご紹介しました。
そして今回、後編ということでらっきょうを使ったいろいろなレシピをご紹介したいと思います。
かるく前編のおさらいなんですけれども、らっきょうというのは、本当に短い間だけにしか出回らない旬のお野菜で、加工品としてではなくて、野菜として食べることによって非常に素晴らしい恩恵を受けられますというお話をしました。
もちろん、長期保存用として甘酢に漬けたりとかして楽しんでいただくのもいいと思いますが、あくまでも野菜としてのらっきょうとして今回は捉えています。
ですので、長期保存というよりは軽く保存が効いて、使いやすい状態にするというような割と簡単な保存法というのを2種類ご紹介しています。
今回はですね、その保存したらっきょうを手軽で健康的なレシピにしていきたいと思います。野菜としてもらっきょうのフレッシュな美味しさを味わえるレシピですので是非最後までご覧になってください。
前回ですね、塩漬けそして軽い甘酢漬けという2種類の保存法をご紹介しました。
こちらですね、ちょうどで3日経ったんです。こちらあくまで保存法なので、漬けたその日から使っていただいても構わないんですが、もう3日経つとこれだけでも十分食べられるようになります。
こちら(向かって右)は軽い塩漬けなので本当にさっぱりとした感じ、お漬物というか本当に浅漬けという感じですね。
こちら(向かって左)がハチミツを入れた甘酢と言ってもそんなに甘くはありませんが、お酢で漬けていますのでもうちょっと爽やかな感じに仕上がっています。
ピクルス感覚みたいな感じで食べちゃってもいいような感じです。
今回4種類、お料理紹介しますが、どちらを使っていただいてもいいんですけれども、より相性が良さそうなものを私の方でセレクトして作ってみたいと思います。
豚肉とらっきょうの塩バター炒め
[豚肉とらっきょうの塩バター炒め] 材料2人分: 豚薄切り肉 300g、らっきょう(甘酢漬け)120g、バター15g、塩小さじ1/4、こしょう適宜 漬け汁大さじ2、トッピング:青ネギ2本
豚肉とらっきょうの塩バター炒めをご紹介します。
まず、はちみつ漬けの方のらっきょうを使ってみたいと思います。
そして豚肉の薄切り、後はこれは仕上げのトッピングの青ネギです。そしてバターです。後、調味料は塩コショウなどを使っていきます。
この豚肉とらっきょうの相性って、非常に疲労回復に役立ちます。
このらっきょうのジアリルスルフィドというもの、あと硫化アリルですね。
同じような系列なんですけれども、その栄養素と豚肉のビタミンB1が一緒に合わさることでこのビタミンB1の吸収を、このらっきょうの栄養素が助けてくれます。非常に疲労回復にも役立つレシピになります。
ニンニクや玉ねぎでも同じような作用あるんですけれども、ちょっとまた違ったらっきょうならではのフレッシュさが楽しめます。
らっきょうは、適当にざくざくと切っていきました。
ちょっとさすがに丸のままだと大きいので、食べやすい感じに刻みました。
そしてお肉のほうもひと口大に切っておきます。
フライパンを中火で温めてバターを溶かします。中火で豚肉を炒めます。
使う油はオリーブオイルとかごま油とかお好みの油、何でも大丈夫なんですけれども、ちょっとバターをきかせると本当にらっきょうの爽やかさと、すごく相性がいいんです。なので、是非試してみてください。
らっきょう、あまり火を通さなくても食べやすくなっていますので、お肉だけを炒めるようなつもりで加熱をしていきます。
漬け汁ですね。(漬け汁に溶けた栄養素も使います。)
はちみつ漬けの方の、漬け汁、入ります。
塩漬けで作る場合も塩分の一部だと思って、加えてみてください。
お酢がお肉を柔らかくする効果もあります。
ですので完全に火が通る前に少しお酢を入れておくと、ふっくらとお肉が仕上がります。今回は、そんなに漬け汁を甘ったるくしていないので、こういう炒めものになんかに加えてあげると、適度な甘味がついて美味しいです。
この漬け汁の中にフルクタンという食物繊維が溶け出しちゃっていますので、使うといいと思います。
ちょっと火を強めて、煮汁をとばしていきます。
先ほどのらっきょうを加えます。(らっきょうは火を止めてから加えます)
このままだとちょっと塩味が薄いかもしれないので、お好みでお塩をたしてください。
もし漬けていない生のらっきょうを使う場合は、ちょっと辛味が強いので少しだけ加熱してあげて食べやすく使ってください。
完成です!
ほんのり酸味の効いたらっきょうとバターのコクが好相性です。作り置きやお弁当のおかずにも!
らっきょう豆腐
[らっきょう豆腐] 材料4人分: らっきょう(塩漬け)90g、木綿豆腐1丁(350g)、みょうが1本、ごま油大さじ1、塩小さじ1/2 醤油小さじ1、漬け汁大さじ1、大葉3枚
続いてらっきょう豆腐です。
お豆腐、木綿豆腐を使います。そして、らっきょうです。
こちらはですね、塩漬けの方を使っていきます。
どちらでもいいんですけれども、こっちの方が相性が良さそうな気がします。
そして薬味、大葉とみょうがも使っていきます。
ごま油です。後はお家にあるような調味料だけしか使いません。
まずお豆腐なんですけれども、かるーく水切りをしたいんですね。
その時にキッチンペーパーを使います。キッチンペーパー2枚くらい用意していただいて、お豆腐を包みます。
すごく水切りする必要はないんです。軽くで大丈夫なので、紙に包んで、どんどんお水出てくるんですけれども、軽く手で抑えて、キッチンペーパーが結構、しっかりともうびしょびしょになるぐらいまで手で軽く圧迫しながらお水を少し抑えていきます。
お豆腐が崩れない程度まで軽くペーパーで抑えてあげます。
あとは、適当に手でちぎります。
絹ごし豆腐でももちろんいいんですけれども、木綿の方がお水がきりやすいです。
らっきょうです。こちらの方は、お豆腐と一緒に食べますので、少し先ほどの炒め物よりは、もう少し気持ち薄めに刻みますね。
らっきょうをお豆腐を入れたボウルに入れていきます。
ミョウガです。ちょっと大きめのミョウガなので、こちら長さを半分にして、千切りにしていきます。大葉はですね、最後にトッピングをしますので、適当に千切りにしていきます。
ここに、ごま油が入ります。お塩が入ります。お醤油です。
お醤油たくさんいれちゃうと、黒くなっちゃうので本当に香り程度で大丈夫です。
後は、お豆腐を細かくするような感じで、ほぐしながら全体をあえていきます。
豆腐とお野菜は一体化しちゃうような感じで、お豆腐もなじませるように混ぜちゃってください。
お豆腐の量、多いですけれども、白和えを作っているような感覚で、お豆腐が少し滑らかになってきますね。こんな感じで全体が混ざりました。
ここで味をみて確認していきます。ここでフルクタンがたくさん溶け出している漬け汁ですね。こちらの方をスプーン1杯だけ入れておきます。
こちらの漬けてる方のバランスを見ながら使ってみてください
入れても入れなくてもどちらでも大丈夫です。捨てちゃうともったいないのでこの漬け汁もお料理に使うようにしていくといいと思います。完成です!
たっぷり大葉を乗せて完成!1品追加の簡単レシピとしても!
らっきょうつくね
[らっきょうつくね] 材料2人分: 鶏モモ挽き肉 200g、らっきょう(塩漬け)80g、おろし生姜小さじ1、みそ大さじ1、青ネギ2本 油適宜
続いて、らっきょうつくねを作ります。つくねにらっきょうって、ちょっと意外かもしれませんが、ここではらっきょうの塩漬けを使っていきたいと思います。
意外と塩漬けにしてもフレッシュな香り残ってますので、この挽肉と合わせていくと食感もしっかりしていてらっきょうの香りも楽しんでいただくことができます。
材料、鶏モモのひき肉です。そして、らっきょう、あとはお味噌です。
おろし生姜、少し使っていきます。あとは青ネギです。
らっきょうはみじん切りにします。ボールに入れて、ひき肉と合わせます。
生姜をおろして加えます。青ネギのみじん切り、お味噌を加えます。
全てを混ぜたら、手でこねていきます。
全体を8等分にし、1つずつ丸めていきます。
油を引いたフライパンに丸めて並べます。弱めの中火で蓋をして蒸し焼きにします。
表面が白くなったら裏返し、中まで火を通します。
お好みで七味などを添えてください。完成です!
お酒のおつまみ、お弁当のおかずに!
らっきょうポテサラ
[らっきょうポテサラ] 材料4人分: じゃがいも2個(280g)、らっきょう(甘酢漬け)70g、卵2個、マヨネーズ大さじ1 オリーブ油大さじ1、塩小さじ1/2、コショウ適宜、青ネギ2本、漬け汁大さじ2
続いて、らっきょうポテサラをご紹介します。
らっきょうのポテサラということで、今回、ちょっとはちみつ漬けの方の少し薄甘い方を使っていきたいと思います。
じゃがいもと色味の青ネギですね。そして卵、気持ちマヨネーズ少し入れて、オリーブオイル、塩コショウそんな感じで仕上げていきます。
まずじゃがいもですね。ちょっとたっぷりめのお水から茹でていきます。
(皮ごとたっぷりの水からじっくり加熱します。)
じっくり、結構時間かかりますので、もし時間がないときは電子レンジとか使っていただいてもいいと思います。
じゃがいもは、結構時間かかるんですけれども、このお水の中に卵もゆで卵にしますのでちょうど沸騰したあたりで、卵も入れる準備をしておきます。
らっきょう、青ネギはみじん切りにしておきます。
卵ですね。途中少しお邪魔させていただいてじゃがいもの水の中で8分茹でていきます。じゃがいもに竹串がスッと入ればOKです。
ゆで卵はざく切りにします。じゃがいもは、小さめに切ります。
ゆで卵と、じゃがいもをボールに入れ、らっきょうと調味料(マヨネーズ、塩こしょう、オリーブオイル)を加えます。
ここで、漬け汁もを加えていきます。おいもの固さを見ながら調節していきます。
一応ここでは、大さじ2杯加えていきました。
あとは全体を混ぜていきます。青ねぎを加え全体を和えます。
シンプルな具材がお芋を引き立てます。完成です!
卵とお芋でオールビタミン!
今回は旬の味覚らっきょうというお野菜としての使い方をご紹介しました。
もちろん長期保存もいいんですけれども、ぜひにんにくや玉ねぎを使うような
感覚で、らっきょうも身近なお野菜として楽しんでみてください。
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