今回は「穀菜食で病気にならない体をつくる」
著者「佐藤成志」の要約です。
現代の病気「生活習慣病」。
その大きな原因は、特に日常の「食習慣」にあると言われています。

最終的には化学療法や手術といった対症療法もありますが、そうなる前に「食生活」によって予防と対策をしっかりして、そもそも生活習慣病にならない努力をすることが肝心ですよね。
そこで今回の要約では、生活習慣病が起こる原因について解説し、免疫力を高めて病気にならない食事や食べ物を紹介します。
ぜひ、最後までお楽しみください!
本書の要点は次の三つです。
1.生活習慣病の主な原因は「間違った食生活」にある
2.食べ物で免疫力を高めれば病気は治る
3.穀菜食で病気にならない体を作る
1.生活習慣病の主な原因は「間違った食生活」にある
近年、ガンや慢性病などの生活習慣病にかかる現代人が増えています。
日本人の平均寿命は伸びているとはいえ、その生涯を健康体のまま全うできる人なんて、ほんのひと握り・・・
そう感じている人も多いのではないでしょうか?
実はそのことは、実際のデータからもちゃんと確認でき、年々生活習慣病にかかる人は増加し続けているのです。
では一体、なぜこれほどまでに生活習慣病になる人が増えてしまっているのでしょう。
その原因は、「間違った食生活」にあります。
人間の本来の生命というのは、どんな病気でも自分で直してしまう力である「自然治癒力」を持っています。
ガンでも、慢性病でも、また他の病気でも、現代人がそれらの病気にかかりやすくなっているのは、この自然治癒力が低下しているからにほかなりません。
日本は戦後、アメリカの生活上の諸方式を取り入れてきました。
しかしこの肉食中心の先進国の食事は人間にとって不自然な食事であり、これが自然治癒力を低下させ、様々な生活習慣病を増加させる原因となっているのです。

2.食べ物で免疫力を高めれば病気は治る
私たちの自然治癒力の低下を防ぐためには、一にも二にも食生活の改善あるのみです。
肉食中心の先進国の食事は自然治癒力を低めて、血液を汚してしまいます。
ですから食べ物を全面的に改めることで汚れた血液は徐々に浄化され、そして体質も改善されていきます。
そうすれば、人間が本来持っている自然治癒力がメキメキ回復していくことになるのです。
それには体細胞の素材を改善することです。
素材とはもちろん、食べ物です。
なぜなら、「食べたもの」が「血」になり、「血」が「肉(体細胞)」になるのですから。
では、どんな食べ物をとればいいのでしょうか。
それは、分析の結果算定された栄養素だけで選定される食べ物ではありません。
また、”高タンパク・高カロリー”だから,理想的な栄養食”などと形容される食品とも違います。
私たちの胃腸に入っても腐敗現象など起こすことなく、自然に消化吸収されて、「質の
よい血液をつくる素材」となり、さらに、抵抗力の具わった「丈夫な体(健全な体細胞)」
をつくってくれる食べ物をさすのです。
それは、人間の体によく馴染む食べ物、生命力に溢れて風土や季節によくマッチした新
鮮な食べ物、そして、人間本来の自然性を高めるような食べ物でなければならないのです。
3.穀菜食で病気にならない体を作る
最後に、自然治癒力を高める具体的な食事について解説します。
結論を言うと、タイトルの通り、雑穀を主食に、野菜を副食とする穀菜食こそが、私たちの自然治癒力を高め私たちの健康を保つ食事なのです。

私たち人類は、これまで長い間、イネ科植物である稲、大麦、小麦、トウモロコシ、ア
ワ、キビ、ヒエなどの穀類のほか、サツマイモ、タロイモといったイモ類を主食としてき
ました。
その大きな理由は、私たち人間(特に農耕民族)は、そもそも穀・菜食中心で生きてきた動物であり、植物性の食事がいちばん体質に合っているということが挙げられます。
穀類にはその小さな穀粒の中に、すべての生命力が整っていて、豊富なデンプン質と
ビタミン、ミネラル類、それに、良質のタンパク質や植物性脂質がたくさん含まれており、しかも無毒なのです。
日本人にとっては、米が主食としての役割を果たしてきましたが、とりわけ栄養価が高いのは玄米です。
玄米は一番外側のもみ殻だけを取り除いたもので、播けば必ず目が出てきます。
それはすなわち玄米が生きていることを意味し、生命力が宿っていることを意味しているのです。
そして玄米は白米と比べてタンパク質や脂質、ビタミンやミネラルを多く含んでおり、生活習慣病の予防にまさにもってこいの穀物なのです。
ただし、玄米だけでもまだ完璧な主食とはいえません。
玄米にないものを、麦、アワ、キビ、ヒエ、ソバ、豆といった雑穀類が持っているのです。
ですから私たちは、玄米に雑穀を加えることによって、より充実した主食構成が可能になるのです。
さて、その構成の仕方ですが、主食全体の半分以上を玄米にし、あとの半分以下を雑穀で構成することで、私たち日本人にとって最適なバランスで主食を摂ることができます。
例えば、玄米6:雑穀4という割合です。

雑穀は麦、アワ、キビ、ヒエ、大豆、アズキ、黒豆、ハトムギなどを各種同量ずつ混ぜ、こうして作った雑穀4カップに玄米6カップの割合で構成し、そこから食べる分だけを炊けば良いわけです。
この雑穀玄米食を主食とし、副食として緑黄色野菜や発酵食品、海藻などでさらに必要な栄養を補う。
そうすることで、私たちは自然治癒力を高め、いつまでも健康で若々しい生活を送り続けることができるのです!
まとめ
今回は「穀菜食で病気にならない体をつくる」を解説しました!
この解説を聞いて、自分の食生活を見直し、ハッとした方も多いのではないでしょうか。
それでは最後に復習します。
現代では生活習慣病に罹患する人が年々増加しており、その大きな原因は肉食中心の先進国の食事という「間違った食事法」によるものです。
肉食中心の先進国の食事は自然治癒力を低めて、血液を汚してしまいます。
ですから食べ物を全面的に改めることで汚れた血液は徐々に浄化され、そして体質も改善されていきます。
そうすれば、人間が本来持っている自然治癒力がメキメキ回復していくことになるのです。
そこで食べるべきなのは人間の体によく馴染む食べ物、生命力に溢れて風土や季節によくマッチした新鮮な食べ物、そして、人間本来の自然性を高めるような食べ物です。
具体的には、穀菜食がそれに当たります。
主食全体の半分以上を玄米にし、あとの半分以下を雑穀で構成することで、私たち日本人にとって最適なバランスで主食を摂ることができます。
この雑穀玄米食を主食とし、副食として緑黄色野菜や発酵食品、海藻などでさらに必要な栄養を補う。

そうすることで、私たちは自然治癒力を高め、いつまでも健康で若々しい生活を送り続けることができるのです。
ぜひこの機会に、ご自身の食生活を一度見直してみましょう!
それではこれにて解説を終わります。
本書やこの要約が、あなたの健康意識を高めるきっかけになれば幸いです。
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