今回は「糖化を防げばあなたは一生老化しない」
著者「久保明」氏の本の要約です。要約をさっと動画で見たい方は、約6分です。
文章で読みたい方は、こちら。目次でお好きなところからお読みいただけます。
皆さんは「糖化」という言葉を知っていますか?

もしかしたら、この言葉を知らないという方も多いかもしれません。
しかしながら、実はこの「糖化」という現象は、老化や病気を引き起こす原因となり、私たちの健康を蝕んでしまうのです。
そして、糖化を引き起こす原因となる糖分の摂り方次第で、あなたの老化のスピードや病気にかかる可能性は大きく左右されてしまうのです。
今回は、そもそも糖化とは何なのかということから、糖化を防ぐための食事や生活習慣まで、わかりやすく解説します。
是非最後までご覧ください!
本書の要点
1.そもそも糖化とは何なのか
2.糖化がもたらす様々な病気とそのメカニズム
3.糖化を防ぐ5つの食習慣
1.そもそも糖化とは何なのか

「糖化は老化や病気の原因となる恐ろしい現象です」
そう言われても、多くの人はあまりピンとこないのではないでしょうか?
なぜなら、多くの人にとって「糖化」という現象はあまり聴き慣れない言葉であり、つい自分には関係ないと思ってしまうからです。
しかしながら、それは大きな勘違いです。
なぜなら、糖化は誰にでも体内で起こりうる現象であり、その結果多くの方々がこの糖化による病気の発症や老化の進行に苦しめられているからです。
では一体糖化とはどのような現象なのか、そのメカニズムを解説していきます。
まず前提として、私たちの体はほとんどがタンパク質でできています。
そしてこのタンパク質は、体内に入ってきた糖と結びつきやすい性質があり、この両者が変性して結合すると、タンパク質が変性して「AGE(糖化最終生産物)」という老化促進物質を生み出してしまうことになるのです。
このタンパク質と糖からAGEができる過程のことを「糖化」と呼びます。
AGEは血液中に糖が多い状態で作られるため、食事を多く摂離すぎたり炭水化物や甘いものなどの摂取が過剰だったりすると糖化が進みやすくなるのです。

そして最新の医学研究では、このAGEこそが老化を加速させ、様々な病気を招く元凶だと言われるようになりました。
では、なぜAGEは様々な病気を引き起こしてしまうのか、その理由を次に解説していきます。
2.糖化がもたらす様々な病気とそのメカニズム
糖化のメカニズムは先ほど説明した通り、体に余分な糖分が増えてタンパク質と結びつき、AGEが生じるというプロセスで進行します。
この過程において、AGEが増えると、私たちの体を構成しているタンパク質でできた組織がどんどん変性・劣化していってしまいます。
まるで、体の組織が化石化でもしたかのように脆くなり、本来の役割を果たさなくなってしまうのです。
では、体のタンパク質が化石化するとどうなってしまうのでしょうか。

例えば血管のタンパク質が脆くなると、血管壁に炎症が起こりやすくなって動脈硬化の危険が高まります。
動脈硬化が進むと、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気のリスクがかなり上がります。
また、肌のタンパク質が脆くなればたるみやくすみ、シワなどの老化が進みやすくなります。
そのほか、骨の老化にも影響を与えてしまいますし、アルツハイマー病などの認知症にも深く関係しています。
ここまで話を聞いて、糖化の恐ろしさをわかっていただけたのではないでしょうか。
一方、もしも糖化を防ぐことができれば、老化を防ぐことも可能ですし、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクもグンと下がります。
いつまでも若々しく、健康に暮らすには糖化をできるだけ防ぐような食習慣を心がけることが必須なのです。
3.糖化を防ぐ5つの食習慣
では、「糖化を防ぐ食生活」とは一体どのようなものでしょうか。
「糖化というぐらいだからやっぱり糖分を控える食事」
「ご飯やパンなどの炭水化物を摂りすぎないこと」
「ケーキやジュースなどの甘いものを控える」
そのようなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
これは、おおよそは正解ですが、100%の大正解というわけではありません。
確かに、炭水化物や甘いものなどの「糖質」は摂りすぎないに越したことはありません。
ただ、だからと言って「糖質」を摂らなければ糖化は進まないのかというと、そうではありません。
では、糖化を防ぐにはどのようにすればいいのでしょうか。
そこで本要約では、最後に「糖化を防ぐ5つの食習慣」について解説します。
糖化を防ぐ5つの食習慣とは以下の5つです。
①「懐石食べ」で血糖値の急上昇を防ぐ
「懐石食べ」とは「野菜→肉・魚→炭水化物」の順番で食べることです。
この順番を意識するだけで、血糖値の上昇が緩やかになります。

②緑の野菜をたくさん食べる
緑の野菜は糖化を防ぐ効果があります。
目安としては、毎日緑の野菜を両手一杯分は食べるようにしましょう。
③糖化した食品を摂りすぎない
体内で糖化を起こさなくても、そもそも食べる食品が糖化してしまっていては意味がありません。糖化した食品の代表例は「加工食品」や「加熱しすぎた食品」です。
④昼食を「食生活の切り替えポイント」にする
サラリーマンであれば、朝食や夕食は家族や同僚との付き合いでメニューを決められない場合が多いです。比較的「メニューの決定権」を行使できる昼食を、糖化を防ぐような食事にして習慣づけてしまいましょう。
⑤食後1時間に体を動かすようにする
食べた後、最も血糖値が上がるのは食後1時間です。
食後1時間の習慣として是非「15分ウォーキング&ハーフスクワット20回」を心がけて見てください。
まとめ
今回は久保明著「糖化を防げばあなたは一生老化しない」を解説しました。
こんなにも私たちの健康を糖化という現象が脅かしているなんて、驚かれた方も多いのではないでしょうか。
それでは最後に復習です。
「糖化」とは
「体に余分な糖が多くなる→タンパク質と結びつく→AGEが生じる」
という一連のプロセスのことです。
そしてこの糖化こそ、老化や動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの命に関わる病気のリスクをグンと上げる元凶となるのです。
また糖化を防ぐためには
①「懐石食べ」で血糖値の急上昇を防ぐ
②緑の野菜をたくさん食べる
③糖化した食品を摂りすぎない
④昼食を「食生活の切り替えポイント」にする
⑤食後1時間に体を動かすようにする
という5つの食生活・生活習慣が有効です。
最後までご視聴ありがとうございました!
本書や本要約が、あなたの健康生活に少しでも役立つことができれば、それ以上の幸せはありません。
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