今回は「その生活がガンなのです」
著者「宗像久男氏、山田まりあ氏」の本の要約です。要約をさっと動画で見たい方は、約6分です。
文章で読みたい方は、こちら。目次でお好きなところからお読みいただけます。
現代では原因不明とされている病気がたくさんありますが、医者はそれを全て治すことはできません。本書のタイトルにある「その生活」とは白米、白パン、白砂糖、合成甘味料、添加物、遺伝子組み換え食品、残留農薬野菜を日常的に摂る生活のことです。人間の体は細胞でできているので、細胞を食べるべきなのです。しかし私たちが食べているのは農薬を使って育てられた野菜や添加物が入ったものが大半です。本要約では、これらが原因でできるガンを撲滅するための習慣を3つのポイントに分けて解説しています。
本書の要点は以下の3つです。
1、ガンになる習慣
2、医療の限界
3、毎日の食事の摂り方
ガンになる習慣
ガンにならない、またはガンを治すために必要な事が4つあります。1つ目は白米を食べないことです。白米や白いパン、麺類などに含まれるブドウ糖はガンの燃料となってしまうからです。2つ目は体温を上げることです。ガンは低体温の状態で増殖するため、普段からできるだけ体を温めておく工夫が必要です。入浴などによって体を温める習慣をつけることが大切です。3つ目は細胞を摂ることです。細胞は新鮮な野菜や野菜ジュース、りんごジュースなどから摂ることができます。市販で売っているものは添加物が入っているものが多いため、なるべく自分で作る方が良いです。4つ目は強力な理解者を作ることです。自分1人で抱え込むことによるストレスは体に良くないため、理解者の存在が大切です。
我々の生活は添加物、保存料、電磁波、放射能など多くの危険物質で溢れています。そんな中で現代人は細胞を食べるということを忘れてしまっているのです。主食は玄米を食べることをおすすめします。玄米をよく噛んで食べると、胃腸の調子も良くなり血液もきれいになるのです。玄米に多く含まれているカリウム、リン、タンパク質、マグネシウムが白米には入っていません。病気を治すにはこうした栄養素で細胞を満たす必要があります。
医療の限界
古くから医者が言っている事は間違いないという風潮があります。しかしこれは間違った考え方で、実際に医薬品やワクチンなどで多くの死亡者、被害者が出ているのです。抗がん剤や放射線などの劇毒による治療でたくさんの人が亡くなっています。医学のことを知ろうとせずに全て医者に任せてしまうことによってこのような結末を迎えてしまうのです。
医者が治せない病気はたくさんあります。医者は栄養学を勉強していないため、ブドウ糖がガンの燃料になるということすら知らない医者も多いのです。これからは医者の言うことを簡単に受け入れない勇気を持つことが重要になってきます。
さらに、私たちは良い医者と悪い医者を見分ける必要があります。医者にできる事は皆同じですから患者を元気付けるようなことを言ってくれる医者を選んだ方が良いです。気になったことを医者にどんどん質問するということも大切です。自分の命は自分のものですから自分で判断するのが当然です。一番の治療法は入院したり薬を投与することではなく、きれいな空気を吸い、きれいな水を飲み、良い食事をし、体を温めることなのです。
毎日の食事の摂り方
私たちは食べ物によって感情が支配されていることが多いです。例えば、砂糖はやる気を出したい時に少し食べると血糖値を上げてくれるため良いですが、たくさん食べると血糖値の起伏が激しくなりキレやすくなったりうつ病になりやすくなります。
農薬が入った野菜も避けなければなりません。農薬は食べるたびに体の中に蓄積されて何年後かに確実に害になるのです。また、ホルモン剤を投与された牛や豚、遺伝子組み換えをした食べ物も食べない方が良いです。こういったことを気にして食べ物を選ぶと食費がかさみますが、少し値段が高くても払うだけの価値があります。さらに現代は加工食品が多く、細胞があまり摂れていないためビタミンやミネラルが不足しがちです。これを補うために天然サプリを摂るのもありです。ただし合成サプリは体に有害なため注意が必要です。
病気から遠ざかるにはやはり加工食品でない食べ物を食べることが先決です。和食は昔から体に良いとされていますが、今世界中でも玄米菜食が理想の食生活であるとされています。私たちは元禄時代の食生活に戻るべきなのです。また、食事は食べない時間を3時間は空けなければなりません。胃腸を休めるためにも間食は避けた方が良いです。ガンのたったひとつの原因は酸欠です。体の酸素がなくて冷たいところにガンができると言われています。食べ物に気をつけると同時に、体を温め、ストレス対策をし、1日20分の運動するなどしてガンが生きにくい体を作ることが重要なのです。
まとめ
ここまでで、ガンになりやすい避けるべき習慣、医療をむやみに信用してはいけないこと、ガンにならないための習慣についてまとめました。がん対策には食生活などの健康習慣だけでなく、家族や友人とのコミュニケーションで楽しい気持ちや幸せな気持ちを感じることも非常に大切です。日頃から周りの人間関係を良く保っておくことも健康な体を作るのに重要なことなのです。
本書では、要約で扱えなかった「食と命のバランスシート」や「ダメ医者チェックリスト」なども詳しく書かれています。少しでも興味を持った方は、是非一度手に取って読んでみてください。
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