食に関する本のブログ

牛乳のワナ 著者(船瀬俊介氏)要約

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今回は「牛乳のワナ 35の病気を生みだす史上最悪の飲料⁉︎」

著者「船瀬俊介(ふなせしゅんすけ)」氏の本の要約です。

「牛乳は危ない」「病気になりたくなければ金輪際飲まないほうがいい」と言われたら皆さんはどう思いますか。

「牛乳が危険だなんて初めて聞いた」「そんな訳がない」

そう思う方もいるのではないでしょうか。

しかし、牛乳の健康効果に対する疑問や批判を聞く機会が以前にも増して多くなっているのも事実です。

今回要約する「牛乳のワナ 35の病気を生みだす史上最悪の飲料⁉︎」では牛乳や乳製品の隠されたリスクや牛乳や乳製品を摂り続けることで起こる恐ろしい病気について解説していきます。

メディアでは報道されない乳製品の黒い真実を知り、自身の体を守るのは勿論、大事な家族を守るためにも乳害について学びましょう。

本書の要点は以下の3つです。

1.「牛乳神話大崩壊」完全栄養はウソだった

2.牛乳二倍飲むと、ガンは九倍にふえる

3. 牛乳飲むほど骨が折れ、チーズ好きほどスカスカに

「牛乳神話大崩壊」完全栄養はウソだった

「牛乳は毒だ」こういうと9割以上の人はびっくりします。

小さい頃から飲んできた飲み物ですし、給食でも当たり前のように出てくるものです。皆さんの冷蔵庫にも今あるのではないでしょうか。

しかしながら、牛乳は人体にさまざまな悪影響を及ぼす事が分かっています。

みなさんよく考えてみてください。牛の乳はそもそも人間ではなく仔牛が成長するために飲むものです。それをなぜ人間が、それも赤ん坊だけでなく成長期を終えた大人まで飲んでいるのでしょうか。これはとても不自然な行為だと思いませんか。

赤ちゃんであれば飲んでもいいのかというとそれは断じてNOなのです。

現代では粉ミルクなどがありますが、牛乳成分は、母乳成分と大きく異なっています。まずタンパク質は牛乳の方が母乳より三倍も多く、カルシウムはさらに多いことがわかっています。未熟な腎臓の赤ちゃんにとってこれは大きな負担になってしまいます。仔牛は一日1キロも増えて急速に成長するため牛乳で良いのですが、我々人間の赤ちゃんは仔牛ではありません。

異なった動物の乳を我が子に与えると、異種タンパク、異種成分が口から入ってきます。赤ん坊の体内は、まさしくパニック状態になります。アレルギーなどの拒絶反応が起こって当然と言えるでしょう。

実際、東京医科大学で行われた実験では驚くべき結果が報告されました。

実験の内容はまず牛乳を採取し、それを仔牛に注射します。この時仔牛はどうともなりません。次に人間の母乳を仔牛に注射してみました。すると、なんと仔牛は死んでしまったのです。同じことは人間にも言えるのではないでしょうか。

異常反応を起こしてもなんら不思議ではありません。

詳しくは次に説明しますが、牛乳は発ガン飲料であることもわかっています。

もう一度口に入れるものとしてご家庭に牛乳がある方はこれを機に考え直してみてはいかがでしょうか。

牛乳二倍飲むと、ガンは九倍にふえる

牛乳が人間用の飲み物ではないと分かった所でさらに牛乳の有害性について紹介しましょう。

先ほど牛乳は発ガン飲料であると言いましたがもう少し詳しく説明しようと思います。

牛乳たんぱくであるカゼインが含まれたエサを実験用マウスに与えた結果、カゼイン量が増えるほど、なんと、ガン病巣も成長していたのです。

カゼインの割合が14%の時75、20%では90と爆発的にガン病巣は増えました。

実験用マウスの実験ではエサのカゼインを二倍に増やすとガンは九倍に増殖したのです。

実験を行った博士は「低タンパクの食事は、強力な発ガン物質のガン誘発効果を抑える事ができる」と結論づけました。

そう、ガンの促進要因はカゼイン、つまりは牛乳たんぱくだったのです。

博士はさらに疑問を抱き、植物タンパクでも同様の結果が得られるのか実験しました。

その答えはノーでした。

ガンの病巣の成長はカゼインと比べ8分の1だったのです。

また、大豆タンパク質でも同様の結果が見られました。

牛乳を日常的に飲む習慣のある人はまず牛乳を辞め、代わりに豆乳を摂るようにしましょう。

根拠はマウスの実験だけではありません。

牛乳と同じく乳製品であるチーズですが、チーズを食べる習慣のない国と比較し、チーズ好きの北欧諸国ではなんと、精巣ガンの発症が20倍以上も激増していたのです。一番多かったのはスイス。経済的にも恵まれた国であるにも関わらず、日本の5倍も精巣がんの発症率が高かったのです。

この研究結果に最も衝撃を受けているのは酪農や乳製品産業に従事している方々でしょう。

しかし、現実を直視すべきなのです。

ガンになりたくなければ、やはり牛乳だけでなくこのような乳製品全般と関わりを断つことが大事でしょう。

牛乳飲むほど骨が折れ、チーズ好きほどスカスカに

これまで牛乳を健康飲料だと信じ、飲んできた人の中には「骨粗鬆症予防になる」と考えている人も少なくないでしょう。

しかし、本当に牛乳は骨粗鬆症予防になるのでしょうか。

政府や乳業メーカーのPRは本当に正しいのでしょうか。

「それは、致命的な間違い」と異を唱えるのは真弓定夫医師。

「かつて、世界でもっとも牛乳消費量が多かったノルウェーの骨粗鬆症患者は日本人の五倍でした」

もう一度聞きますが、牛乳を飲むほど、骨粗鬆症が防げるのでしょうか。

ならばノルウェーの方が日本人より骨粗鬆症が少なくなければおかしい。

これに対する真弓医師の解説は、実に明快でした。

「牛乳、すなわち動物性たんぱく質は、体内に入ると消化吸収の過程で、酸性になります。しかし、ヒトの体液は通常弱アルカリなのです。体はやむを得ず、骨からカルシウム・イオンを排出し、牛乳の酸性を中和しているのです。」

強い骨と健康な歯をつくるには、牛乳によってカルシウムを摂取する必要があると思い込んでいるのは、長い間、テレビCMなどで、頭の中にすっかり掘り込まれてしまった根拠のない知識だったのです。

ここから分かることはカルシウムが多すぎても、少なすぎても、健康に害を及ぼすということです。

これまで健康になるために必要だと思っていたカルシウムを摂るほど排泄され不健康になってしまうというのが、私たちが直視すべき事実なのです。

まとめ

それでは最後に今回のおさらいをします。

人間が牛の乳を飲む行為は非常に不自然です。

仔牛のために作られたミルクは急速に成長する仔牛に適したものであり、人間が摂ると過剰なタンパク質や異種成分を摂ることになり体に負荷をかけることになってしまいます。

赤ちゃんや子供が飲むとアレルギーを発症することもあります。

そして牛乳は史上最悪の発ガン飲料とも言われています。

これは牛乳に含まれる「カゼイン」こそが発ガンの原因だからです。

また、実験により牛乳のような動物性タンパク質はガンを増やす一方で大豆など植物性タンパク質はガンを減らすことが分かっています。

ガンになりたくなければ動物性タンパクの摂取をやめ、代わりに植物性タンパクに置き換えるようにしましょう。

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